私のサロンには外国人も来てくれる。

日本の文化として書道を経験したいという人が少なからずいるのだ。ところが、このコロナ騒動である。多くの人が帰国。そして今、新たにお声はかからない。

そうした中、突然、訃報が届いた。昨年3ヶ月にわたりこのサロンに来てくださったインド系フランス人のSさんの兄上様からだ。この8月2日にSさんが亡くなったこと。日本滞在中に受けた厚情に感謝したいというものだった。

12月末在留期間を残し慌ただしく本国へ戻っていった彼女の顔が目に浮かぶ。美しく、ほがらかで、有為な若者がなぜ?とても悲しい。

彼女は、大学院における単位交換制度を利用して半年間の予定で日本に来ていた。ここでは書道を楽しみ、日本での様々な体験を来るたびに話してくれた。将来は、いつかきっと仕事で日本へ来たい。そんな抱負も話してくれた。再会を期してお別れしたのに…。とてもつらい。

謹んでご冥福を祈るとともに、彼女と出会えた感謝の気持ちをこのサロンの歴史・記憶として、ここに顔写真とともに書き留めることとする。

 

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